だいすきぶるごーにゅ(仮)

Le Vin de Bourgogne, c'est le compagnon pour ma vie.

Domaines Paul Mas Les Tannes en Occitanie Cabernet Sauvignon 2018

「あ~っ、そんなこともあったな」というくらい時間が経過してから懸賞は当たるもの。
Twitterのモトックス(ワインのインポーター)による”飲食店応援しマス!!”キャンペーンに見事に当選しました。

 

www.mottox.co.jp

 

ソムリエナイフが来ると勝手に思い込んでいましたが、ワインが届きました!(やったね!?

 

 

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Domaine Paul Mas についてサクっと。

フランス南部、ラングドッグ地方のカルカッソンヌ近郊にマス家が1892年設立。
現当主、ジャン・クロード・マス氏の代になってからは「高品質であると同時に低価格であること」にこだわったワイン造りが行われ、商品ラインナップは幅広くなり、様々なコンクールにて受賞。

 

 

 

なんとなーく、昔飲み歩いていた時代に飲んでいただろう。

見覚えがあるこのエチケット。

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栽培はリュット・レゾネ。熟成は80%ステンレスタンク、20%はオーク樽。
平均収量は60hl/ha、平均樹齢は55年。粘土石灰岩質土壌。

 

とここだけの情報を見るとブルゴーニュと大して変わらなかったりする。

(収量はもっと抑えてるかな?物による)


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ちょいと冷やしてから飲みました。

 

一言で表すと

「豊かな果実味溢れ、程よいタンニンでカジュアルに楽しめる赤ワイン」

Mouton Cadet の会 20200627

当初は様々なMouton Cadetを飲むはずだったけど、何故か人数が増えて大取がChâteau Mouton Rothschild に!

Mouton Cadet についてはこちらのサイトが詳しく書いてある。

ムートン・カデ詳解 | ろくでなしチャンのブログ

 

格付け1級Châteauが造るカジュアルワイン。

1930年Bordeauxが不作だった時にChâteau Mouton Rothschildを生産しない代わりに、瓶詰めされたのが始まり。当時の格下げdéclasséに当たるのかな?

 

なお、現在セカンドワインであるLe Petit Mouton de Mouton Rothschildの最初のリリースは1993年。

 

 

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左から

1. Poilvert Jacques Champagne Brut NV x2
2. Mouton Cadet Sauvignon Blanc 2018
3. Mouton Cadet Sauvignon Blanc 2014
4. Mouton Cadet Blanc 2018
5. Mouton Cadet Blanc 2010
6. Mouton Cadet Blanc Reserve 2017
7. Mouton Cadet Rouge 2008
8. Mouton Cadet Rouge 1979
9. Mouton Cadet Rouge 1949
10. Château Mouton Rothschild 1980

 

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1. Poilvert Jacques Champagne Brut NV

 

お手頃価格で手に入るシャンパーニュ仕入れ先によってエチケットを変えているのか、よく見るエチケットと異なっていた。

Meunier 50%, Pinot Noir 30%, Chardonnay 20%と黒葡萄主体。

洋梨やリンゴの香り~。カジュアルに楽しめる味。


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フレンチ風ピザ


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サーモンのシャルロット仕立て


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2.3. Mouton Cadet Sauvignon Blanc 2018, 2014

 

Sauvignon Blanc 100%だけどLoire地方のSancerre やPouilly-Fumé と異なる。

個人的な意見としては香りの系統はNZに似ているような気がする。グレープフルーツやハーブのアロマがはっきり出ている。(とは言えNZの方がもっと華やかであり、アルコールや甘味があるけれど)

個人的に2014の方が味がしっかりしてきているので好み。フレッシュさを楽しむなら2018だけど。


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ホワイトアスパラのポシェ


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4.5. Mouton Cadet Blanc 2018, 2010
6. Mouton Cadet Blanc Reserve 2017

 

BlancになるとSémillon, Muscadelleが加わり、香りに複雑さや味に厚みが出てくる。

2010は写真撮り忘れたんですけど、熱劣化(?)なのか、味が落ちていました。色もオレンジとまではいかないけれどかなり濃かった。

Reserve バランス良く楽しめる味。


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本日の魚(真鯛だった気がする)のパートフィロ クレーム・ド・シャンピニオン

 

サフランの香りを感じたんだが、シャンピニオンですよー!と言われたので嗅覚障害になったのかと不安になった。


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仔羊のロティ ジュ・ド・ボライユ

 

羊尽くし。

 


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7.8.9. Mouton Cadet Rouge 2008, 1979, 1949

 

現行ヴィンテージはMerlot 85%, Cabernet Sauvignon 8 % Cabernet Franc 7%となっているけど、この時はどうだったのだろう?

 

結論から言うとこの3つを比較した中では49が良かった。一番古いのでダメかな?と思っていたけれど、これがヴィンテージの差なのだろうか?

2008年は全体的に冷涼で難しい年、1979年は涼しい年だが比較的健康。1949年は収穫量は少ないが乾燥し、日の良く照ったヴィンテージだそうな。

 

2008 若干杉?黒系果実のアロマ。味わいは他の2種より若いので結構強く感じた。

1979 全体的に弱く、最初香りは楽しめるけれど、落ちるのは早い。

1949 '79 より力強く香り高い、血、鉄のような感じが出ていた。

 


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Chateau Mouton Rothschild 1980

 

ド忘れしがちなので復習しておくと1973年、メドック2級から1級に格上げされたシャトー。Cabernet Sauvignon 主体。

Mouton Cadetと比較するとポテンシャルは違うし、まだ置いておいても良いだろうと感じさせる。鉛筆の芯、黒系果実、やや青さもあるような。タンニンは落ち着いてはいる。余韻は長い。

1980年のヴィンテージ評価は低く、軽い、薄いと言われている。


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スフレグラッセ

 

普段だったらワインも食事も余裕な量なんだけど、珍しくダウン。

古酒は上下で味に差が出るものだけど、随分と人によって好みが分かれる。この会では下方が好みの方が多いそうだ。私は中の上が好き。

Bibeleskaes

以前、真夏にアルザスへ旅行に行く前にフランス語の先生(アルザス出身)に相談してて、夏にオススメ!と勧められた料理が、Bibeleskaes ビブレカス(?)。

 

それまで

Choucroute シュークルート

Barckeoffe ベッコフ

Tarte flambée タルト・フランベ

 

くらいしかイメージがなかった。

あまり検索でヒットしないのでこれは有名ではないかもしれない。

 

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(左)Bibeleskaes (右)Tarte flambée

実際食べて美味しかった。もちろんTarte flambéeも🤤

 

Fromage Blanc フロマージュ・ブランにニンニク、エシャロット、シブレットを混ぜて、ソテーしたじゃがいもに付けて食べるというソース(ディップ?)のような役割。

中身は違うけれどギリシャのtzatziki ザジキが近いかもしれない。

 

 

 

家にちょうどアルザスのワインがあったので、思い出し作ってみることにした。

 

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Fromage Blamc は買うと高いので、市販のヨーグルトを水切りして使用。

キッチンペーパーに包んで放置するだけなので簡単。

 

じゃがいものソテーの他に、生ハム、Munster マンステール(アルザス地方のチーズ)を添えました。


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Tarte flambée

 

 

 

Munster、Tarte flambéeはクミンシードかけて食べると◎。

1000mlあったワインがすぐ無くなってしまった。

Guy Amiot et fils Bourgogne Chardonnay Cuvée Flavie 2017

歴史は1920年に遡る、Chassagne-Montrachet に4代続く造り手で、現在は3代目Guyに代わって二人の息子ThierryとFabriceが運営を仕切っている。

 

Les Macherelles, Les Vergers, Clos Saint Jean, Champs Gain, Les Baudines、、、、と数々のChassagne-Montrachet の一級畑を所有している。それ以外にもPuligny-Montrachet 1er Cru Les Demoiselles, Saint-Aubin 1er Cru En Remilly。そして0.091haと極小区画でありながらLe Montrachetも持っている。

Chassagneの一部(Clos Saint jean, La Maltoie)やSantenayで赤ワインも造っている。

 

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2016年からエチケットが新しくなったようです。こちらは旧エチケット。

まるっとエチケットが変わっているのはBourgogneくらいでしょうか?他のは変わっていないようです。ただフォントの形式は変わったように思えます。

 

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畑の位置はChassagneの下部。肥沃な土地。

 

ミネラル、酸もしっかり感じられるがとてもコクがあり、リッチな味わい。

遅摘みや樽発酵が影響しているのだろうか。

 

Bourgogneで価格3,000円未満という点を踏まえれば、なかなか良いと思う。

しかし、このワインだけを単品で飲んでいくというのは、こってりしていて私には厳しい。

 

 


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想定外。花椒、ラー油が効いている口水鶏(よだれ鶏)と相性が抜群。

この辛味に負けない物をこのワインは持っている。

 

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青梗菜とエリンギのオイスター炒め。

こちらはそんなに合わない。

Domaine André Neveu Sancerre Silex Le Grand Fricambault 2017

Chavignol村で代々ワイン造りを行う小規模生産者。所有畑は約13ha。

 

シレックス、石灰質、粘土石灰質、砂礫と異なる土壌の畑を持っていてワインも分けている。

 

このワインはシレックス土壌。

土壌由来のミネラル、そして柑橘系果実、フレッシュハーブの香り。

キリっとシャープな味わい。

 

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今回はワインに合わせて料理を作った。ワイン単体でも美味しいけれど、料理合った方がこのワインは◎。


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アスパラガス、そら豆、ゆで卵にマヨネーズ、パプリカパウダー、マスタードetc 混ぜたものをかけた。

そもそもアスパラガス、卵はマヨネーズと相性が良い。


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大きな太刀魚をゲットしたのでムニエルに。

バターにレモンを加えて、かなり酸っぱいソースになったんだけど、

食べたときには気にならんかった。

 

 

どちらもワインと合い、美味しかった。

 

オーストラリア・シラーズとフランス(ローヌ)・シラーを比較

Australia のShiraz と FranceのSyrahをブラインドで比較試飲。

結果を言うと当てることが出来ました。銘柄わかっている上なので簡単ではあるんですけど

 

 

香りはShirazの方が果実系が強く、Syrahはスパイスのニュアンスがあり、

Shirazは甘味、アルコールがやや高く、アタックが強い。

Syrahは前者と比べるとバランスが取れていてアタックは柔らかい印象。

 

 

この違いが判断するキーとなりました。Syrahに関してはShirazより飲んでいる頻度が全然違うので飲み慣れているというのも少しありますけど。

 

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Wirra Wirra Adelaide Shiraz 2017

South Australia, Adelaide

熟したラズベリーブラックベリーと言った果実の香りが目立ち、ほのかにユーカリ、コーヒー。

甘味が酸味、タンニンよりもやや強く、アルコールが目立つ。

 

 

Domaine d'Andézon Côtes du Rhône Vieilles Vignes

Côtes du Rhône

黒系果実(カシスやブラックベリー)にスパイス(黒胡椒、甘草)の香り。

タンニンがしっかり感じられるが甘味、酸味と上手くまとまっている。

 

Marqués de Cáceres Rias Baixas "Deusa Nai" Albariño 2016

フランス以外のワインは弱いので復習。

 

Rias Baixas はスペインのガリシア州で造られるDO*1ワインの1つ。

ガリシア州の大西洋岸のリアス式海岸南部地域。大西洋の影響を受け、年間降水量が1,600mmtとスペインの中では多いが、主に花崗岩の地質のおかげで水はけがよい。

因みにブルゴーニュは年間平均降水量は700mm。

湿度の高い気候条件の為、葡萄の剪定方法はPergola*2が中心だったが、近年では違う剪定方法も増えつつある。

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Pergola

 

以下の5地区のサブゾーンに分かれている。順番は北から南。

  • Ribeira do Ulla リベイラ・ド・ウリャ
  • Val do Salnés バル・ド・サルネス
  • Soutomaior ソウトマイオール
  • Condado do Tea コンダード・デ・テア
  • O Rosal オ・ロサル

栽培面積、生産量共に圧倒的にVal do Salnésが高い。*3

 

生産タイプは白、赤、スパークリングだが、栽培葡萄のほとんどはAlbariñoで占めている。

特記事項としてエチケットに"Albariño"と表記する場合はこの品種を100%使用する。また、サブゾーン名をラベル表記する場合は各規程の品種を70%以上使用する。

 

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淡い緑がかった黄色。

香りはフルーツ系中心で白桃、パイナップル、ほのかに白い花、そして海の塩っぽい感じもあるような、ないような。

果実味は中程度で、酸味がしっかりあり、オレンジ、塩のニュアンスがある。爽やかでカジュアルに楽しめる味。魚貝類(生よりは焼いたもの)と相性が良い気がします。

 

この「海のミネラル」はRias Baixasのテロワールの特徴を表しているのだと思う。

フランスのCorseやイタリアのSardegnaのワインにも見られることがある。

石灰質土壌からくるミネラル(とよく表現している)とは違う形だが、私はどちらも好き。

 


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タコのガリシア風。

現地のガリシア語ではpolbo á feira、それ以外のスペイン語圏ではpulpo a la gallegaと呼ばれている。ワインの産地であるガリシア州の伝統料理。

 

茹でたタコとじゃがいもの上にオリーブオイル、塩コショウ、パプリカパウダーをかけて完成。辛さ調整の為にチリパウダーもかけてあります。

色が真っ赤なので辛そうに見えますが実際は辛くないです。


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パエリア。

Youtubeで見つけたレシピをベースに、あれこれアレンジしました。

 

2品初めてにしては良い感じに仕上がったのとワインともばっちり◎。

*1:Denominación de Origen : スペインのDOP(原産地呼称保護)のカテゴリーの1つ。

*2:ペルゴラ:棚仕立て。葡萄の房に通気が良く病気のリスクを抑える利点がある。日本の生食用葡萄でよく見られる。

*3:参照:D.O. Rías Baixas https://doriasbaixas.com/