だいすきぶるごーにゅ(仮)

Le Vin de Bourgogne, c'est le compagnon pour ma vie.

【誕生日】Jacques Selosse Substance

4月29日 誕生日でした。大勢の方々からメッセージ、プレゼントを頂き感謝です。

 

Jacques Selosseについては長くなりそうなので別記事で書きます。

以前ChampangeはAOCの表記が無くてもOKという記事を書きましたが、このエチケットはしっかりAOCの文字があります。

あと「SUBSTANCE」はフランス語だと”シュプスタンス”と読みます。

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裏面を見ていただけるとわかりますが、

 dégorgementをした日が 01 FEVRIER 2005、つまり2005年2月1日になります。

 

琥珀色でかすかに細かい泡が残っています。

香りはドライアプリコット、生姜、紅茶。ブリオッシュ、クリームブリュレもあるんですけどそんなに強くは感じませんでした。熟成した白ワインのような、シェリーよりもブランデーのような、、、とても複雑。

口に含むとじわ~と広がる炭酸、旨味が詰まった果実味、凛とした酸味。とても長い余韻。と思わず微笑んでしまう味。

一言でまとめると「美味しい熟成白ワインにガスが入った味」が近い。

 

ここ1ヵ月ほど熟成したChampagneを飲む機会が何回がありましたが、これはまったくの別格と思ったのが正直な感想です。これがセロスの味なのか!?

 dégorgementから15年経過していて今でも十分美味しいですが、まだ寝かせて飲めるポテンシャルを持っていると思う。


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見た目は歪ですが、真鯛のパイ包み、ショロンソースを作りました。

当初はスズキのポワレの予定でしたが、売り場に良い切り身が見つからず、何故か難易度の高い品になってしまいました。

手間は凄くかかりましたが、ワインとの相性はばっちり。Twitterでの食通の方々のアドバイスが非常に役に立ちました。

 

ポールボキューズのスズキのパイ包みが有名らしいのでいつか食べてみたいです。