兎会「AC Bourgogne 大手メゾン飲み比べ」 20200223
自宅で前々からやりたかったワイン勉強会を開催した。
募集はFBとTwitterで行い、参加者のほとんどがお会いしたことがある方々。有資格者の比率は半々だが、正直この会では資格を持っていない人の方が知識・経験が半端なかったりするのであまり関係ない。
勉強会→飲み会という流れの和気藹々なゆるーい会。私は講師ではなく、あくまで企画・進行役、なのでセミナーとは違います。
初回のテーマは「AC Bourgogne大手メゾン飲み比べ」
①
Louis Latour
Bourgogne Cuvée Latour Rouge 2017
②
Faiveley
Bourgogne Pinot Noir 2017
③
Louis Jadot
Bourgogne Rouge Couvent des Jacovins 2017
④
Bouchard Père & Fils
Bourgogne Coteaux des Moines 2017
⑤
Joseph Drouhin
Bourgogne Pinot Noir 2017
⑥
Maison Leroy
Bourgogne 2014
最後のLeroyだけ値段が他のと比べて4倍くらいします。。。。。
まずDomaine とMaisonの違いや、(Leroy を除き)2017で揃えたのでヴィンテージの話、各ワインの収穫場所、醸造・熟成方法などを交えてお話しました。
収穫場所はCôte-d'Orという広域に渡り、さらに買い葡萄で造られているので、テロワールよりもメゾンの味・技術(スタイル)を比較する内容となったと思います。
ザックリとした感想ですが、
Louis Latour ステンレスタンクのみで熟成していたので一番軽やかで果実味が前面に出ていました。(他のワインはなんかしら樽を使っていたので、これによる味の差はあったのかなと思います。)
Louis Jadot やや閉じ気味で、ぼやけ気味?バランスは良くも小さくまとまっている。
Faiveley 色が濃く、タンニンもしっかりと感じられ、わかりやすい味。
Bouchard Père & Fils 香り高く、酸と果実味のバランス良し。
Joseph Drouhin エレガントに仕上がっているけれどやや酸の方果実味よりも優勢。
Leroy 還元香がもわ~ん。凝縮感は他と比べて圧倒的にあるけれど・・・。
好評だったのはFaiveley, Joseph Drouhin, Bouchard Père & Fils。
なかなか面白い比較試飲でした。
そして勉強会が終わり、いよいよ飲み会開始。参加者の方々のご厚意によりワイン、料理たくさんお持ちいただき、ありがとうございます。