だいすきぶるごーにゅ(仮)

Le Vin de Bourgogne, c'est le compagnon pour ma vie.

Albert Boxler Edelzwicker 2016

1000mlボトル。

 

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栽培は常に自然な農法を心掛けていて、畑は除草せずに雑草を伸ばしたまま、病気に対しては最小限の薬剤を使用。

収穫は酸度の値を判断して区画ごとに行う。

醸造に収穫量に応じてFoudre(大樽)とステンレスタンクの両方を使用、Sur lieの状態で熟成。

 

所有畑は赤0,5ha 白13,8ha  ※資料によってデータがバラバラなので不確定。


Pinot Blanc 50%, Riesling 35%, Gewurztraminer 15%.
黄桃、洋梨ベルガモット、白胡椒と香りが多彩、やや甘みも感じられ、ボリューミー。

鶏胸肉(エスニック風のタレ)と合わせてなかなか良かった。


2017は使用品種が異なる。Rieslingが主体。

 

Delamotte Instagram Live 20200417

シャンパーニュメゾンのDelamotteがInstagramでLive配信を行った。

日程は以下の画像参照。 ※フランス時間

 

 

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日本語通訳付きは日本時間で18時開始(現地は11時)。

CEOのDidier Depomdが行う。明るい、気さくな感じの方。

 

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 メゾンについて説明し、その後試飲そして質疑応答という流れ。

 

1760年創立なので今年で丁度260年。Salonと姉妹的なメゾン。

多くのシャンパーニュメゾンが7,8,,,10,,15の数のワインを造る中、4つのワインを展開。と言っていたけどHPは5つ。

 

 

試飲ワインはBlanc de Blancs NV。

Côte des BlancsのGrand Cru ( Avize, Le Mesnil-sur-Oger, Oger )を使用。

Grand Cruの表記可能だが書かれてはいない。

ラディッシュ、コンテと一緒に、ぐびぐび飲んでいた。

 

 

途中、何故かオススメの赤ワインを2本紹介。

・アルゼンチンのTiano & Nareno

ラック・コーポレーションが輸入していると言っていたのでおそらくコレ。価格は¥40,000とぶっ飛び価格。

・PortoのTaylor's

 

・・・だったと思う。

 

視聴者の質問で多く見られたのはペアリング。提案されるものが、日本では入りにくい食材(フレンチに行けば食べれるかもしれないけど)が多い中、日本食では?という問いに対し

 

Miso soupe !! ※味噌汁

 

さすがにこれは笑った。

 

 

来週金曜もまたLive配信する予定で次はミレジメを開けると言っていた。

他の生産者もLiveを行ったりするみたいなのでチェックしようかなと思う。

 

Précoce 早生

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この写真はGevrey-Chambertinのものですが、4月中旬でこの成長っぷりは早い。

 

私が以前畑で働いていた時のことを思い返すと、これは5月くらいだったような気がする。

現地の友人に聞いたところ今年の冬はそんなに寒くなかったのが原因だそうな。通常より2週間ほど早まってる様子。まだ確定ではないけれど、このままだと収穫時期がだいぶ早まるかもしれない。私が居た頃は8月の下旬に始まった。今年もそれくらいになるのだろうか。

今月頭に霜対策(芽の凍結を防ぐために行う)はPuligny montrachetやMeursault(Côte de Beaune側)では行われたけど、Nuits側はそこまで寒くなかったせいなのか行われていなかった。

今に始まったことではないけれど、地球温暖化の影響。●●年後はBourgogneでPinot Noirが栽培されなくなる~なんて話も耳にするくらいだから。

 

 

ところで、現在コロナウイルスの影響で畑仕事は大丈夫なの?と心配してたのですが、普通に行っているようです。間隔をあけて作業をすればOKだとか。そもそも密接して行うような仕事ではありませんけどね。休憩時間は知らないけど。

 

畑の写真を見るとあの場所に戻りたいな~と切実に思うのでした。

 

オンライン学習教材 ブルゴーニュE-learning

BIVB(ブルゴーニュワイン委員会)の公式サイトにてE-learningのページが登場!

もちろん無料、そして日本語が対応しています。他はフランス語、英語、中国語対応。

90分でブルゴーニュワインについて学べます。

 

 

https://www.bourgogne-wines.com/e-learning/e-learning-discovering-bourgogne-wines,2807,10681.html?

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マニアックな内容はありませんが、幅広くブルゴーニュワインを識るには良いかもしれません。個人的な感想を言うとペアリングがすごく難しかったです。

 

全問正解しているのにスコアが440/460何故でしょうか?

満点取れるまで何度か挑戦してみようと思います。

 

オンライン学習教材 Champagne Campus

シャンパーニュを学ぶにあたってお世話になっている公式サイト、シャンパーニュ委員会のページでオンライン学習教材(無料)があったのでご紹介します。

 

残念ながら日本語は対応していなく、

フランス語、英語、スペイン語、中国語、ドイツ語、ロシア語が対象となっています。

 

 

http://www.champagnecampus.fr/

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3段階(初級・中級・上級)にレベル分けしてあり、

生産地、栽培、醸造、味(テイスティング)、クイズと内容が豊富です。

 

 

自宅での暇つぶしの時間をワインの学習、復習に当ててはいかがでしょうか?

 

【AOC Champagne】AOCシャンパーニュ

 Champagneに限ったことではないですが、AOC認可を得るには厳しい規則があり、

その内の主な規則について数点書きます。

※栽培地域、醸造方法etcについては詳しく違うページで書く予定。

 

 

 

AOC Champagne      1936年認定

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Domaine Antoine Arena Patrimonio 2017

某酒販のワインを飲む機会が多いのはお察し下さい。

 

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Vin de Corse コルスのワイン。日本で見かけることが少ない地域のワイン。

島の名前の「コルシカ」 (Corsica) はイタリア語での呼称であり、フランス語では「コルス」 (Corse) 、コルシカ語では「コルシガ」 (Corsica) となる。

※wikipedia

イタリアのサルデーニャ島の北に位置します。現住民の公用語はフランス語らしいんですが、実際話したことありますが、コルシカ語?イタリア語?ちょっとクセがある降らす語の印象です。

 

 

代々Ptrimonio でワイン造りを行っていた農家でAntoineは23歳から家業を継いだ。受け継いだ畑は13haから始まり、荒地や石灰質の岩山を自ら削り、葡萄畑を開墾した。二人の息子Antoine-Marie と Jean-Baptisteも父親の精神を受け継ぎ、ともにワイン造りを行っている。

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息子2人のエチケット (左)Antoine-Marie Arena,(右)Jean-Baptiste Arena

 

Corseで最初にAOCに認定されたPatrimonioは島の北部に位置する。昼間は強い日差しと海からの乾燥した風、夜になると山からの湿った空気が流れ込む葡萄栽培に絶好の条件。

化学除草剤や化学肥料を使用せず、伝統的な自然農法を実践。Biodynamieも実験的に行った時期もあったが、農薬や化学肥料を使用した土地を再生させるために行うもので、自然農法が行われてきた自分達の土地には必要ないという考えに至り、現在は行っていない。昔からの有機栽培を行っているが、認証は取っていない。

 

醸造は赤ワインはコンクリートタンクとステンレスタンク、白ワインはステンレスタンクを使用。

 

Corseの中では評価の高い*1生産者。

 

Nielluccio 100% ( Sangiovese のSynonyme )

 

アセロラ、ザクロのような香り。

酸味が活き活きとして終始目立つのは品種由来?

個人的には結構好きなタイプ。

*1:La Revue du vin de Franceというフランスのワイン評価本では★★